おはようございます、

中元 礼子です。

携帯電話を触ったことのない母が、

亡くなった父のスマホを使い始めました。

目的は、私たちとLINEでやりとりをする為です。

亡くなった父の携帯、母に名義変更をして使い続けるか？

それとも、母用に新しいものを買うか？

と、家族で考える際に

父と私たちがやりとりをしていたLINEが残っていることを思い出しまして。

私「あ、そうだ。

お母さん、LINEは開けるようになるといいよ。」

母「えーー、お母さんは　そげんと分からん！！（博多弁。“そんなの分からない”の意）」

私「でもLINEが開けるようになると、

孫の写真が見れるよ。

ほら　こんなふうに。」

と、LINEで送った写真や動画を見せると

母は少し興味を持ったようで、

動画を指で触って　何度も見ていました。

そこで「LINEの開き方」と

「文字の入力のしかた」を一緒に何度もやってみて、

やり方を忘れないうちに

写真やスタンプを送ったりしていました。

その頃、母が

慣れない文字入力をして送ってきたのがこちら。

そしてこちらが、

最近送ってきたもの。

なんといつの間にか、

リプライ（返信）機能を使うようになっていたのです。

人はいくつであっても、

そして何事も、

何度もやれば必ず上達するものですねえ。

“携帯電話”と聞くだけで首をすくめ、

「ひゃーお母さんそげんと分からん！」と どこかに逃げていた母が

今は大きな虫眼鏡を使って昆虫学者のようにスマホをのぞき、

孫の動画を何度も見ています。

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自由になるために学ぶ

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一人暮らしをするようになった母に

離れて住む子どもや孫の様子がすぐに伝わるようになったことで、

母の毎日に彩りが出ているみたいです。

何かを知ること・学ぶことって、

「自由自在に生きられるようになるため」にやっていると

私は思っています。

一つはこんなふうに

できなかった事が出来るようになり、

出会う世界が広がるとか、

選択肢が増える自由。

そしてもう一つは、

さまざまな“思い込み”や

“すりこまれているかもしれない価値観”からの自由です。

振り返れば私は

能動的に学ぶようになってから

片頭痛から自由になった事に始まり、

セルフケア教室や各種ワークショップを開催するようになり、

さまざまな先達に出会うことが出来ました。

そしていまこうして、

あなた様とメールを通じて

対話をするご縁も戴いています。

学んだことを実行し、

自分は何を望んでいるのか？を理解し、

時には何かに別れを告げていきながら

「こうしてみよう」と自分が心から決めたことをやっているので、

本当に自由だなと感じています。

自由自在になるために、学ぶ。

もし これからを生きる人たちに訊かれたら、私はそう答えます。

ここまで連れてきてくれた あまたの先人たちに感謝です。

そういう理由から今、

学び方を学ぶ読書会を開きたいですね。

それでは今日も

よい一日にしましょう。

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発行責任者　中元 礼子

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